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   理 事 長 挨 拶


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   ご  挨  拶


                一般財団法人舟艇協会 理事長 今北文夫


    「舟艇協会」は1931年「日本モーターボート協会」として設立、「舵社」や「マリン事業協会(旧舟艇工業会)」

  の生みの親であり、舟艇界に果たした役割は極めて大きい老舗の財団法人です。

    かつて右肩上がりの道をたどってきた日本の造船業は、1973年の第一次オイルショックを境に不況に転じ、

  様々な対策が行われました。しかし、造船業全体に占める従業員数、建造トン数で圧倒的シェア占める大手

  企業に対策が偏り、舟艇界にはなかなか日が当たりませんでした。また中小企業基本法においても、規模の

  大きい会社偏重となっておりましたが、2013年小規模会社の存在が見直され、中小企業のくくりの中で「小規

  模企業」を特化し対策を行うこととなりました。

    2013年4月に「一般財団法人」として新たな社会システムの中に乗り出した舟艇協会は、人事の刷新、新

  事務所の開設を行いました。これまで役所の需要に応じた業務が主でしたが、今後漁船やプレジャーボート

  関係の事業も大幅に取り入れ、置き去りになっていた舟艇業界の復権・発展のために尽力することを目指し

  ます。

    私自身、学生時代「舟艇協会出版部」(現舵社)発行の本を買いあさったもので、その後旧運輸省に入省、

  中小型造船を担当し中小造船業を学ぶとともに、舟艇協会の監督も行うなど、浅からぬ縁が有り、この変革

  期にひと頑張りしようと思っております。

    今後とも皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。